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全京都企業組合連合会の基本理念

 全京都企業組合連合会(全企連)に加盟する各企業組合は、永年にわたり、中小企業等協同組合法に定められた企業組合組織の特徴を活かして発展してきました。

 事業所分散型組合においては、大資本の圧力から営業とくらしを守るための独立自営業者の協同化組織として、税務経理や資金、労務事務などの協同化事業をすすめるとともに、中小業者の運動を発展させてきました。

 事業所集中型組合においては、自主的民主的仕事おこしの組織として活動し、その組織効果を発揮してきました。

 全企連は、各企業組合の協同化事業と中小業者運動の成果や教訓を交流・研究し発展させることを目的として活動します。そして、これらの活動を通して企業組合組織を拡大強化し、中小企業の経営環境を改善するための政治的・経済的課題に対して、団結をつよめ組織の力を活かして奮闘します。

 全企連は、企業組合のもつ優れた協同化システムを、中小企業が輝く新しい時代へ向けて創造的に発展させるとともに、中小業者の要求の実現にふさわしい共同のとりくみなど、視野をひろげた活動をすすめます。

 全企連に加盟する各組合は、永年の歴史のなかで確立してきた教訓に学び、次のことを活動の基本とします。
  • 1 企業組合の事業と運動によって、組合員一人ひとりの力をつよめ、営業とくらしを向上させることをめざします。
  • 1 企業組合の事業と運動への組合員の参加をはかり、その成果が広く行きわたるように努めます。
  • 1 中小企業の経営環境の改善を求め、政治・経済の不公正を正し、民主的で平和な社会づくりのために団結をつよめ行動します。
  • 1 協同の事業と運動を通して、中小企業者 勤労者をはじめ各分野の人々との社会的連帯と共同をすすめます。

2000年11月5日発表